『4/27(日)フローラS(JpnII)』 4月28日付掲載
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〈東京 11R:フローラS(JpnII)〉
1番人気のレッドアゲートが逃げ粘るカレイジャスミンをゴール寸前で捕らえて重賞初制覇。内田博はJRA移籍後重賞初勝利となった。2着カレイジャスミン、3着キュートエンブレムまでがオークスへの優先出走権を獲得した。白毛の重賞初挑戦で話題となったユキチャンは4番人気に推されたが、最後は伸びを欠いて7着に敗れた。
期待通りの強さだった。レッドアゲートが1番人気に見事に応え、待望のオークス参戦を決めた。
好スタートから4、5番手の絶好位。「返し馬でも落ち着いていたので、いいスタートが切れると思った。いい位置につけられたのが大きかったね」と内田博。しかし、逃げるカレイジャスミンのスピードは坂を上がっても鈍らない。「早仕掛けにならないように。でも、あまりのんびりもできないので、軽く追いながら坂を上がった。なかなか詰まらないので“参ったなあ"と思ったけど、ステッキを何発か入れたら伸びてくれました」。残り百メートル過ぎで右ステッキを2発。するとグイッとひと伸びして、ようやく決着をつけた。
3月に南関東からJRAへ転身してきた内田博にとっては、これが13戦目の重賞挑戦での初勝利。JRA重賞は地方時代から通算6勝目だが「焦っても良くないし、意識はしていなかった。順番は必ず来ると思ってたしね。でも正直、ホッとしましたよ」と本音もポロリとこぼした。
レッドアゲートは、以前、田村師が同じく管理しているソーマジック(桜花賞3着)と比較して「オークスでは最大のライバルになるだろう」と話していたほどの素質馬。初重賞Vでの出走権ゲットに「うそにならなくて良かったよ。カレイジャスミンは同じ馬主だけど、勝って(オークスへ)行くのと2着ではずいぶん意味が違う。ここは譲れなかった」とトレーナーは胸をなで下ろした。
「オーナーと相談してからだけど、勝ってくれたんだからそうなるでしょうね」。指揮官はオークスでの内田博続投を希望。2頭出しも決めて「いい状態で本番を迎えたい」。はやる気持ちを抑えながらも、その表情はいっぱいの笑みにあふれていた。
白毛馬の重賞初挑戦で話題を呼んだユキチャンは7着に敗れた。道中は好位の5番手を追走し、4コーナーから早めのスパートをかけたが、先頭との差は詰まらない。懸命に追ったが、真っ白な馬体は少しずつ馬群に沈んでいった。
騎乗した吉田隼は「もう少し流れてくれればね。ヨーイドンの瞬発力勝負になってしまった。しまいがかかるような形になってくれれば良かった」とレースを振り返った。早めに動いて自分の競馬に徹したが、展開は味方してくれなかった。後藤師も「1、2着は切れるタイプだったし、きょうはいろんなものが向かなかった」と残念そうな表情を浮かべた。これでオークス出走は賞金的に厳しくなった。
※この記事は、4月28日付デイリースポーツに掲載されたものです。






